データベースの選択¶
QuantumLeap は、さまざまな時系列データベースを使用して、NGSI データを 保持およびクエリできます。 現在、クエリ機能が Timescale でまだ利用 できませんが、CrateDB と Timescale の両方が、 バックエンドとしてサポートされています。
設定が提供されない場合、QuantumLeap は CrateDB が使用するバックエンド であると想定し、着信した NGSI データをすべて格納します。ただし、YAML 設定ファイルを使用して、特定のテナントに対して異なるバックエンドを構成 できます。この機能を使用するには、以下の環境変数を設定する必要が あります :
QL_CONFIG
: QuantumLeap YAML 設定ファイルの絶対パス名。設定されて いない場合は、Crate バックエンドのみが使用可能なデフォルト構成が 使用されます
YAML 設定ファイルは、どのテナントにどのバックエンドを使用するか、および ファイルで明示的に言及されていない他のテナントに使用するデフォルトの バックエンドを指定します。YAML 設定の例を次に示します :
tenants:
t1:
backend: Timescale
t2:
backend: Crate
t3:
backend: Timescale
default-backend: Crate
この構成では、テナント t1
または t3
に着信するすべての NGSI
エンティティは Timescale に格納されますが、テナント t2
は Crate
を使用します。 t1
, t2
または t3
以外のテナントは、デフォルトの
Crate バックエンドになります。